1月31日~2月17日の期間において、株主優待制度について変更を発表した銘柄を取り上げ、市場の反応や今後の投資戦略を探る。
◆ 変更
変更を発表した銘柄は計23銘柄である。それぞれの発表時期、優待内容、決算時期を下記にまとめる。
前回の記事にて、他銘柄の内容を紹介しているので、気になった方は覗いてみてください。
TBSホールディングス <9401>
[東証P] 決算月【3月】 2/9発表
変更内容
100株以上保有株主への優待品に「SASUKE 収録観覧(抽選)」を追加する。また、500株以上を保有するすべての株主を対象とした優待「大型お笑い番組観覧(抽選)」を新設する。
直近のチャート
直近のチャートを以下に掲載する。
配当利回りは2.28%、優待利回りは0.56%、総合利回りは2.84%であり、他の銘柄と比べて、決して高い水準ではないが2期連続で増配を予定しており、今後の増配も期待できる。コロナが落ち着きつつあり、外出自粛による特需を受けた事業が減収減益の傾向にあるが、他事業でカバーすると見込む。直近のチャートを見ると、買われすぎの傾向があるため、過熱感が落ちついたタイミングにて試し買いをお薦めする。
https://www.tbsholdings.co.jp/ir/library/pdf/2023/2023_03.pdf?20230208
北海道コカ・コーラボトリング <2573>
[東証S] 決算月【12月】 2/10発表
変更内容
6月末割当の1→2の株式分割実施に伴い、株主優待制度を変更する。23年12月末から適用する新制度では、保有株数100株以上1000株未満で自社製品詰め合わせ(22本入り)または好みの自社商品1箱、1000株以上で自社製品詰め合わせ(28本入り)または好みの自社商品2箱を贈呈する。