負債まみれのサラリーマン

負債を取り戻すために試行錯誤する過程と結果を日々更新していきます。


【2月20日】買われたセクター

セクター別の上昇率

昨日、上昇したセクターを分析してみる。まず、上位から9つは下記のとおりである。

 米国について経済の先行きを楽観する見方と、金融引き締めの長期化の懸念が交錯した相場となり、金利上昇の恩恵を受ける金融株やディフェンシブ銘柄へ資金が投入されている傾向が強いことがわかる。
 特に、電力関連の需要がとても強い。

個別銘柄の上昇率

 個別銘柄の上昇率をみると、電力銘柄はほぼ2%の上昇した。では、なぜそこまで電力業界に資金が集まっているか分析してみる。まず、世界的なエネルギー需要のひっ迫により、電力会社の収益構造は非常に厳しい状況に追い込まれている。そのような状況下で、収益圧迫を阻止するため、度重なる値上げ申請が予定されている。

 エネルギーコストの上昇は、電力会社だけでなく、一般消費者や企業にも大きな影響を与えており家計や経営への負担はとても大きい。

原発再稼働に対する世論調査

そのような中で、原発再稼働に対する世論調査にて、賛成51%と震災後初めて賛否が逆転したと朝日新聞が報じている。



 原子力発電による発電コストと代替発電を比較してみると、発電コストを半分に削減でき、大幅な収益改善が見込まれ、エネルギー銘柄に資金が流れていると推測する。今後も、世界的なエネルギーコストのひっ迫が続く限り、エネルギー銘柄への資金投入は続き、株価の上昇を期待したい。





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