【自社株買い情報】2月20日~22日発表分
今週、2月20日~22日大引け後に自社株買いを発表した銘柄について、自社株買いの内容と発表当日の終値を以下に掲載する。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%以上の株式数を上限とする銘柄はエフティグループ、サイバーダイン、トランスコスモス、ニッキの計4銘柄となる。
エフティグループ
特色は、中小企業向け電話機やOA機器、LED照明販売が柱である。また、電力小売りも扱う。2月23日における配当利回りは4.48%。優待はなし。
直近のチャートは以下のとおりである。
2月10日大引け後(15:00)の決算(国際会計基準=IFRS)発表翌日(2月13日)に大きく下落するも、その後は堅調に推移している。自社株買いを好感し、今後も堅調に推移することが期待できるため、押し目買いを実施していこうと思う。
サイバーダイン
特色は、ロボットスーツ「HAL」開発の筑波大発ベンチャーである。有料貸し出しによる医療・福祉サービスが主体となる。2月23日における配当利回りはなし。
優待は下記のとおりである。
直近のチャートは以下のとおりである。
2月14日大引け後(15:30)の決算(国際会計基準=IFRS)発表翌日(2月15日)、大きく下落している。下落の理由は、23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は6800万円の黒字(前年同期は5億9000万円の赤字)に浮上して着地したものの、直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は2億円の赤字(前年同期は1億6200万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-33.5%→-36.9%に大幅悪化したことを嫌気したものと推測する。自社株買いによるトレンド転換を期待しつつ、様子見とする。
トランスコスモス
特色は、アウトソーシングビジネス大手。BPOからコールセンター、デジタルマーケへ拡大。中韓等も。2月23日における配当利回りはなし。
優待は下記のとおりである。
直近のチャートは以下のとおりである。
ニッキ
特色は、CNG車向け燃料制御装置と汎用機向けが収益柱に。ガソリン車向けキャブレター製造は縮小。2月23日における配当利回りは3.80%。優待はなし。
直近のチャートは以下のとおりである。